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名作ゲームリレー!★Vol.12 経営企画室 ヴィンセントさん

ネクソン社員がリレー形式でゲームを紹介する連載企画「名作ゲームリレー!」をお届けします。

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【連載】名作ゲームリレー! カテゴリーの記事一覧 - ネクソン公式ブログ

 

 

 前回のおいなりぃさんからキノコパスを受け取ったのは・・

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経営企画のお仕事をされている、台湾出身のヴィンセントさんです!メイプルきのこをギュッと抱きしめる姿にキュン・・・

 

 

ヴィンセントさんよろしくお願いします!さっそくですが、ヴィンセントさんが選ぶ”名作”はなんですか?

日本のRPG(以下、JRPG)が大好きで、初めて出会ったJRPGは『ファイナルファンタジー5』でした。でも自分にとって一番意味のあるゲームは・・・スーパーファミコン時代最後の2D JRPGの頂点として輝いていた『クロノ・トリガー』です。当時スクウェアとエニックスはまだ別々の会社で、FFを生み出した坂口博信氏、ドラクエを生み出した堀井雄二氏、鳥山明氏の豪華なコラボ作品でした。

 

 

今聞いても驚くほど豪華ですね!!

ゲームのアイデアも、FFとドラクエの要素を組み合わせたような感じです。今までのJRPGではバトルシステムはターンベースが主流でしたが、『クロノ・トリガー』ではマップ上の地形やモンスターの位置がバトルに反映されるATB(Ver.2)を採用していました。

※ターンベース:プレイヤーと対戦相手が決まった順番で行動するシステム

※ATB:アクティブタイムバトル。常に時間が流れているリアルタイム制のシステム

 

また、仲間と協力して繰り出すことができる" 連携技 "という概念を初めて取り入れていて・・・。仲間と仲間の組み合わせによって、使える連携技も違ってきます。説明するの難しいな~!

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(参考) 任天堂 Wii バーチャルコンソール「クロノ・トリガー」

https://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_chr/vc_chr_01.html

 

 

今は普通だと思いますが、『クロノ・トリガー』には当時まだ珍しかったマルチエンディング要素があり、10パターン以上のエンディングがありました。ストーリーは時間を越えて様々な時代を行き来する" タイムスリップ "方式で、バタフライエフェクトのような感じでした。あるキャラクターを助けておくと、将来その人からアイテムがもらえたり。人間は助け合いが大事だな~って。

※バタフライエフェクト:一つ一つの選択によってフローチャートが異なるものになり,物語の結論が変わる

 

 

ふむふむ!では、そこからヴィンセントさんも人間性を学ばれたんですか?

いや、学んでない(笑)

 

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 _(┐「ε:)_ズコー こちらの期待を裏切ってくる・・・

笑笑笑 主人公が死んでも、主人公を復活させずにゲームクリアすることができ、そういう概念も小学生の自分には衝撃でした。

 

 

小学生の頃からゲームをやっていたんですね!

そうですね。特に高校時代は『カウンターストライク』『スタークラフト』がブームでした。基本的には17:30に学校が終わって、走って一番近いネットカフェにいくのに走って20分かかるから、他校の生徒に席を取られないようにみんなでダッシュしていました。17:25にはカバンを持って先生の「起立!」の声を待たずにもう走り出してたときもあったような・・・(笑)。受験勉強がしんどくなったときも、息抜きでネットカフェでゲームを1日8時間やってましたね(笑)

 

 

勉強してくださいよ(笑)

朝9時~夜10時までとか。昼ごはんも夜ご飯も、全部ネットカフェ(笑)他のことは分からないけど、ゲームのことには自信があります!日本語も、ゲームから勉強しました。

 

 

すごい・・・ いまは経営企画のお仕事をされているんですよね。経営企画ってどんなお仕事なんですか?

大きくわけて外部と内部の2つがあります。外部は会社にとってメリットがある企業を探します。買収とか投資対象になるもの。内部は人事や社内体制などを分析して、効率をどう改善しようかっていう。僕が考える理想的な経営企画は”社長のよろずや”です。

 

 

よろずや!!ヴィンセントさんから見たネクソンってどんな会社ですか?

ネクソンは日本にとどまらず全世界の市場を目指しているグローバル企業ですし、とくに中国市場に強いので、中国語が話せて中国人とのやりとりに慣れている自分にとって良い環境だと思います。

ネクソンはパートナーである企業、そしてゲーム開発者へ、支援を惜しまない会社です。今後もより良いゲームを生み出すために、必要な支援をおこなっていくでしょう。

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話は戻りますが、ゲームから日本語を学ぶってすごいですね?!

ゲームで勉強した日本語だと「お前ら!」とか「やってやるぜ!」とか、少し汚い言葉も多いので苦労しました。「貴様!」とか、自然な日本語だと思ってました(笑)ビジネスシーンでの日本語はみんなのメールや話しているのを聞いて学んでいきました。母親からは「まさか日本でゲーム会社に就職するなんて思わなかった」って驚かれましたね。

 

 

原点がゲームなんですね

人生はゲームです

 

 

名言っぽい・・・ もうちょっとくわしく!

基本的に色んなチャレンジが目の前にあって、どうやって乗り越えていくか?どうやってボスを倒すか?を考えますよね。地味にレベルを上げるのか、こざかしい技を使うのか。今ずる賢いことをして目の前の敵を倒せても、次の敵は倒せないかもしれない。でも、ひたすらレベルを上げるだけだと時間がかかりすぎちゃうので、バランスが大事ですね。

 

 

で、では最後に・・・『クロノ・トリガー』への愛をお願いします!

マルチエンディングもすべて見たし、スーパーファミコン版はもちろん、iPhone版など、リメイクもすべてクリアしました。(やりたいゲームがたくさんあるから)1度クリアしたらもうプレイしないゲームがほとんどなので、こんなに愛を注いだゲームは他にありません! 

 

ヴィンセントさん、ありがとうございました!

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毎月4、5本はゲームを買うという超ゲーマーなヴィンセントさん。インタビュー中に見せるシニカルな一面がとても面白かったです。

 

(。・ω・)σ ⌒* ソレッ 次回のメイプルきのこを受け取るのは誰でしょうか!?

どうぞ次回もお楽しみに!

(きのこを受け取りたいネクソン社員のみなさま募集中♪)