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e-Sportsは誰もが楽しめるエンターテインメント!

e-Sports関連のニュースを目にする機会が増えてきましたね。前回e-Sportsについて取り上げたのはちょうど1年前!ますます盛り上がりをみせるe-Sportsについて、あらためて取り上げてみたいと思います。

関連記事:e-Sports(イースポーツ)とは何だろう?今さら聞けないe-Sportsの基本情報についてまとめてみました!

 

■日本のe-Sportsを取り巻く環境

国内e-Sports大会の賞金規模は100万円前後でしたが、最近行われた国内開催の大会では優勝賞金が100万ドル(約1億1千万円)と、過去最高だった3000万円を大きく更新しました。まだまだ課題のある日本のe-Sports環境ですが、少しずつe-Sportsへの関心や人気の高まりを感じますね。

 

■e-Sports先進国である韓国とネクソン

e-Sports先進国といわれる韓国では、プラットフォームやジャンルの多角化、モバイル端末の普及など、アクセシビリティ(利用しやすさ)の向上によって、誰もが楽しめるエンターテインメントとして当たり前の存在になっています。

プロゲーマーとして生活をする選手が数多く存在する韓国では、15歳~29歳に聞いた好きなスポーツでは第3位に、小学生に聞いた就きたい職業では第8位に、プロゲーマーがランクインするほど、プロゲーマーは憧れの存在なんですね!(※好きなスポーツ第1位はサッカー、なりたい職業第1位は教師でした)

世界中で開催されているe-Sports大会ですが、それらの賞金総額のうち30%以上を韓国人選手が獲得しています。インターネットでの動画配信はもちろんのこと、テレビでも試合が放送されており、まさに国民的スポーツとなっています。

 

韓国にて世界初のe-Sports専用施設「ネクソンアリーナ」を運営しているネクソンも、年間平均205回、4年間で合計820回のe-Sports大会を開催し、e-Sportsの発展に貢献してきました。 このような専用施設があることも、韓国選手の強さの秘訣かもしれません!

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関連記事:ネクソンアリーナでe-Sports観戦!の巻 - ネクソン公式ブログ

 

■障害者e-Sportsの広がりとネクソン
韓国では障害者e-Sportsも広がりを見せています。2012年に「国際障害者e-Sports連盟」が設立され、2014年には「世界障害者e-Sports大会」が開催されました。e-Sportsは身体を激しく動かす必要がなく、障害のある方も口や足などを使って操作することができ、インターネット環境があれば移動手段も必要ありません。障害がありながらもプロゲーマーとして活躍する選手もいます。

 

ネクソンコリアでは2009年から毎年障害者e-Sports大会を開催し、レーシングゲーム『カートライダー』は障害者e-Sports大会ではおなじみの種目となっています。操作は簡単にもかかわらず上達するのは難しいので、韓国ではe-Sports種目としてふさわしいと評価されており、最長寿&最多リーグ開催種目となっています。

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▲ネクソンアリーナで開催された「カートライダーリーグ デュアルレースX」の公式ロゴ

 

ネクソンコリアは障害者e-Sports大会の開催だけでなく、2018年4月には15周年を迎えた『メイプルストーリー』内で「ピンクビーン分かち合いプロジェクト」を実施しました。プレイヤーがゲーム内アイテムを購入すると、その収益金が聴覚障害児童の手術およびリハビリ治療の支援活動に寄付されるもので、キャンペーン開始3時間で15万人のプレイヤーに参加していただきました。

 

このほかにも、ネクソンアリーナで開催されたe-Sports大会の観覧料や収益金は毎年全額寄付をしており、難病を患う子どもたちの願いを叶える活動をおこなう団体「メイク・ア・ウィッシュ」への支援や、2017年度は「プルメ財団ネクソンこども病院」への寄付をおこないました。 f:id:corporateblog:20181218154704p:plain

 ▲プルメ財団ネクソンこども病院

 

瞬発力を求められる格闘ゲームもあれば、戦略重視のカードゲームなど、いろいろなジャンルのe-Sports大会がありますし、年齢や性別、障害も関係なく同じプラットフォームで戦うことができるe-Sportsは誰もが楽しめるエンターテインメント!さらに裾野が広がっていくといいですね!