NEXON「Design Award 2018 2nd」 を開催しました!
9月5日(水)に、ネクソン本社(六本木)にてNEXON「Design Award 2018 2nd」を開催しました!
本イベントは、ネクソンの制作部が手掛けた制作物の中から部内投票によって最優秀作品を選定する、というイベントです。Design Awardは「顧客目線」を強く意識し、制作者が意図したメッセージがデザインを通じて顧客に伝わっているかどうかが評価のポイントとなります。
ん??まてまて、、、2nd…???そうなんです、NEXON「Design Award」は年に2回実施されており、今年の3月にもNEXON「Design Award 2018 1st」が開催されていました。
NEXON「Design Award 2018 1st」が開催されました! - ネクソン公式ブログ
さて、今回は
◆WEB DESIGN 部門
◆PRODUCT DESIGN 部門
2つの部門から最優秀作品を決定いたしました!
今回WEB DESIGN部門では46作品のエントリー。そしてノミネートされたのは、以下の5作品となりました!
◆WEB DESIGN 部門
・『メイプルストーリー』 エヴァンゲリオンコラボ
・『テイルズウィーバー』 14周年オフラインイベント
・『Tree of Savior』 エイプリルフール
・『OVERHIT』 公式サイト
・『GIGANTSHOCK』 公式サイト
それぞれの作品において、制作メンバーが工夫した点を一部ご紹介します!
『Tree of Savior』 エイプリルフール
(『Tree of Savior』 エイプリルフールとして1日限定で公開したWEBページ「Kepizon」)
『Tree of Savior』のエイプリルフール企画として、プロジェクトメンバー全員で商品を作れば素敵なWebページができるのでは!?ということで、プロモーションやフロントエンド、運用など、各担当者がそれぞれ1つずつ、Webサイトに掲載する用の商品を制作したそうです!(すごいっっ!!)
また、「Webページ内でいかにプレイヤーにアクションしてもらうか」「サイトとサイトの導線がつながっているか」といった点を意識し、通販のWebページを参考にしつつ、自分たちのオリジナリティーを出しながら制作したそうです!
かわいいグッズがたくさんっっ!!普通に買ってしまいそうになっちゃいますね!
お次は『OVERHIT』の公式サイトです!
『OVERHIT』 公式サイト
担当者は、その中でも『OVERHIT』をやってみたい!!とプレイヤーに興味を持ってもらえる公式Webサイトを、制作したかったそうです。
そのために、「船に乗ってある世界に行く」といった一連のストーリーをサイト内で語り、イメージ的な部分やストーリーを強調するように工夫をしています。
(『OVERHIT』公式サイト)
実はこのWebサイト、スクロールするとキャラクターや中のコンテンツが動くんです!細部にもこだわりが見えますね!
↓実際のサイトはこちら↓
そして、PRODUCT DESIGN部門では、エントリー総数7作品。その中で個別のデザインは、なんと950点にも及びました。
ノミネートされたのは、以下の4作品です。
◆PRODUCT DESIGN 部門
・『HIDE AND FIRE』 アップデート各種
・『HIT』 アバター
・『メイプルストーリー』 インゲーム・アイテム制作
・『OVERHIT』 インゲーム・イラスト制作
『HIT』 アバター
アニマル、ゴスロリ、メルヘン、浴衣、夏祭りの5つのテーマで制作。
アニマルテーマでは、モフモフ感を出すためなるべく形状にこだわり、肉球感が出るようにしたり、3D上でアバターのハイライトを入れる部分も詳細にデザインをしたそうです!
(『HIT』 アバター ランジェリー×アニマル)
思わず触りたくなるようなモフモフ感と、リアル感には驚きますね!!!
以上、今回のエントリー作品をご紹介しました!
ここから最優秀作品に選ばれるのは、どの作品になるのでしょうか・・・?ドキドキ・・・
NEXON「Design Award 2018 2nd」に選ばれたのは、、、
でででんっっっ!!!
◆WEB DESIGN 部門
『GIGANTSHOCK』 公式サイト
◆PRODUCT DESIGN 部門
『OVERHIT』 インゲーム・イラスト制作
どちらも、今年リリースされた新作タイトルが受賞となりました!!
◆WEB DESIGN 部門
『GIGANTSHOCK』 公式サイト
(『GIGANT SHOCK』公式サイト)
担当者によると、最初にテストプレイをしてみて思った印象が
- とにかくデカイ!
- アクション性がある
この2点をWebサイトでも表現できたらと思い、工夫したそうです。
(『GIGANT SHOCK』公式サイト)
上記の画像は、本物の手を先に撮影して、その後スマホでプレイしている画面を合成することでスマートフォンを操作をしているアクション性を表現したそうです!
当公式サイトで是非ごらんください~
「ギガント」という巨大生物を倒していくゲームだけあってWebサイトの迫力も満点ですね!
投票者からはこんなコメントも!
「『でかい敵がせまってくる!』という危機感、迫力が存分に発揮できている」
「ゲームの内容や、目的・遊び方が明確に伝わり、シンプルに分かりやすい」
「スマートフォンでコンセプトに沿った目をひくギミッグが盛り込めたサイトになった」
「スタイリッシュな色彩でモーダルも今までにない感じで新しさを感じる」
「シンプルな構成で情報量に無駄がなく、動画もうまく機能しており、パッと見るだけで直感的にゲームシステムを理解できる素晴らしいUX※を提供できている」
制作したメンバーは
「デザインする前に、トロフィーとりたいねと話していたので、とても嬉しいです」
「一番辛かった時期でしたが、すごく嬉しいです」
「ほかの作品も素晴らしいものが多かったので心配していましたが、また受賞することができました!」
「動画が分かりやすくなるお力添えができてよかったです!」
作品の制作にあたり、チャレンジや苦労したことが伝わりますね。
◆PRODUCT DESIGN 部門
『OVERHIT』 インゲーム・イラスト制作
ゲーム内で表示される英雄の2Dのイラスト制作ですね!
イラストを1体1体制作し、合計点数はキャラ数130(!!)、主人公表情サブ20個、サブキャラ4体と、とても制作数が多いのが特徴です。
元々『OVERHIT』は海外テイストのキャラクターが多く、日本に展開する際に、日本人受けするようなキャラクターのテイストとすべく、開発者と調整を重ねました。
投票者からはこんなコメントも!
「オリジナルの3Dはハードな印象ですが、イラストをカジュアルに寄せたことにより多くのユーザーを獲得することに成功した良い例」
「日本人が好きそうな光や炎等のエレメントもしっかりと描かれていて、色彩全体も日本人好みの彩度が高くないトーンを全体でバランスよく表現できている」
「ネクソンでこれだけのクオリティのイラストが大量に制作されることが初めてで、無事に市場に受け入れてもらえたことは大きな成果」
「数多くのキャラ(人)がいるにもかかわらず同じようなキャラ(人)がいないことがすごい」
「トレンドを反映したつくりになっている」
キャラクター1体1体を、日本人プレイヤーが好むようなキャラクターにカルチャライズさせるのは大変なんですね!
(「Design Award 2018 2nd」受賞者のみなさん)
受賞者のみなさん、おめでとうございます!!!
NEXON「Design Award 2018 2nd」を終え、最後に制作部部長 岡田よりコメントをいただきました!
(制作部部長 岡田 裕次郎)
Design Awardを通じて、WEB制作の担当者とプロダクトデザインの担当者が、互いの仕事内容をより深く知ることができればと考えています。
海外のゲームを日本で配信している会社が少ないため、そうした事例を外部から学ぶ機会が少ない状況にあります。社員同士がお互いの業務内容を知ることでノウハウを共有し、海外のゲームアートを日本の市場にうまく合わせていければ良いのかなと思います。
制作部では今後も、顧客目線を常に持ち、何をゲームに貢献できるのかを考え、クオリティの高いゲームアートを制作してまいります!
コメントありがとうございました!ノミネート制作、イベント運営に関わった制作部のみなさん、ほんとうにお疲れ様でした!!
UX※:ユーザーエクスペリエンス。サービス・プロダクトによってユーザーが得られる体験のこと。