NEXON「Design Award 2018 1st」が開催されました!
3月14日(水)のおやつの時間・・ネクソン社内の多目的スペース「ハングアウト」はシックな照明と素敵な音楽に包まれました。
そう、NEXON「Design Award 2018 1st」が開催されたのです!
本イベントは、社内の制作部が手掛けた作品のなかから選ばれたノミネート作品に対して、制作部メンバーが事前に投票し、各カテゴリーにおける最優秀作品を決定する、というイベントです。
ちなみにネクソンの制作部が手掛けるものは幅広く・・・ゲームタイトルのサイトデザインからアップデートの際のスペシャルページやキャラクターのアバター・スキン、さらにはオフイベやCSRの会場装飾に至るまで、さまざまな機会を通じてネクソンのゲームの魅力をプレイヤーの皆さまによりお伝えできるよう取り組んでいるのです!(筆者も大変頼りにさせてもらっています・・!)
時間をかけてノミネート作品と、それに込められた想いを共有する一方で、選考会にはグループ会社であるgloopsのデザイナーにも参加してもらい、多様な視点での審査が行われました。
「顧客目線」をテーマに、どのような作品がノミネートされ、受賞となるのか!!!
部門はこちらの2つ!
- WEB DESIGN 部門(ノミネート12作品)
(対象:公式ウェブサイト、アップデートやイベントの特設サイト、そしてオフラインイベントの会場装飾(DTP関連)など)
- PRODUCT DESIGN 部門 (ノミネート6作品)
(対象:社内イベントの会場装飾、アップデートの際の新アバター・スキン、ユーザーインターフェースなど)
ノミネート作品それぞれ、実際に各担当からこだわったポイント等が紹介されます。
全部紹介しきれないのが無念ですが、少しいくつかノミネート作品をご紹介します!
「夏のさわやかさ」や「楽しさが伝わるように」とデザインされた『テイルズウィーバー』のアップデートページ。
ドットを使ったり、フラットにしたり、80年代っぽく仕上げたとのこと。かわい~❤
実際のサイトはこちら→テイルズウィーバー 2017夏のアップデート
『アラド戦記』「黒い聖女」のムービーに使われていた雨や雷のエフェクトを、サイトでも表現。
女プリーストの奥深さとかっこよさが伝わりますね~!
実際のサイトはこちら→ Season5 Act4 黒い聖女 | アラド戦記 - 公式サイト
2017年12月に『マビノギ英雄伝』に登場した新キャラクター、「ミリ」 。
実は、日本の好みをより反映した日本仕様にアレンジしているのです。
動く「ミリ」はこちら→
【マビノギ英雄伝】新キャラ「MIRI」プロモーション動画 - YouTube
夏休みの『1日社員体験』イベントで子供たちをお迎えした、オフィスの装飾も制作部のお仕事。ネクソンゲームの色々なキャラクターが登場しつつも、統一感があるように心がけたそう。
夏休み、子供たちがYouTuberになってみた1日社員体験ブログはこちら→
「2017年夏休みネクソン1日社員体験」を開催!ゲーム実況動画を作ったよ! - ネクソン公式ブログ
制作部内でも、普段はそれぞれ担当が異なり、個人のスキルを駆使しながら表現・制作していくことが多いので、それぞれの完成作品はもちろん、制作過程の想いやエピソードを共有できる機会は少ないとのこと。
そんななかで、改めて担当者自らが作品に対しての想いをプレゼンし、メンバーもそれを聞くことでいろんな気づきのきっかけとなる・・。
そんな場が、デザインアワードなのです!!!
作品に込められた細やかな気配りや、苦労したポイントなどを聞いていると、素人の筆者でもデザインが持つ深さというものを少し感じることができた気がします。
そ、そしてとうとう結果発表!!!!どきどき!!!!
デュルデュルデュルデュル・・・(ドラムロール)
NEXON BEST WEB DESIGN
【メイプルストーリー ポプテピピックタイアップ】
NEXON BEST PRODUCT DESIGN
【メイプルストーリー ポプテピピックタイアップ】
なななななんと!!!両カテゴリーでポプテピピックタイアップが受賞しましたあああああああ!
し、しかしこのタイアップが実施されたのは2017年9月・・すでに終了しているためページをみなさまにご案内できない!ガッデム!
よって、ファミ通さんの記事で超優良タイアップの様子をご覧ください~!!
https://www.famitsu.com/news/201709/14141627.html
そして投票時に受賞作品にはそれぞれこのようなコメントが寄せられていました!
「サイトを見ると一目で変な(おもしろい)ことが起きていることがわかる」
「ギュルギュルルーレット※がとにかく飽きずに楽しめる」
「いい意味でメイプルストーリー感をなくしたことでインパクトが強くなっている」
「ドット絵なのにすごく忠実にオリジナルのツボを押さえている」
「細かいところまで原作ファンの好みに仕上がっていると思う」
※特設ページでルーレットに挑戦し、結果に応じてゲーム内アイテムがプレゼントされた企画。
もともとのポプテピピックのIP力が強いということはもちろんですが、そのIPが強い分、コラボとなったときにどのようにメイプルストーリーの世界に登場させるか、そしてコラボ自体の魅力をどう伝えるか、というのは非常に深い課題だということを、筆者も気づかされました。
受賞者のみなさん本当におめでとうございます!!!
最後に主催の制作部部長の岡田にも総括コメントももらいました!
今回無事に3回目を実施・終了することができて大変うれしいです。
デザイナー自身がデザインの意図を自ら説明し、共有することは、新しい視点を持つにあたって大変いい機会になると思っています。
このような「場」を設けることで、個々・そしてチーム全体のデザイン、ひいては今回のアワード・そして通常の業務でもテーマである「顧客視点」のさらなる進化につながることを期待しています。
そしてこのような取り組みは継続が大事だと思っているので、今後もメンバーの負担にならないように配慮しながら力強く開催し続けていきたいです。次回は2018年上期の作品を対象とした2ndを予定しています!
イベントの運営から作品に携わられた制作部のみなさま、ほんとうにお疲れ様でした!そしてありがとうございました!!