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名作ゲームリレー!★Vol.7 運用部 Matchaさん

ブログ連載企画「名作ゲームリレー!」、第7回目です!

 

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今回指名されたのはこの方!

運用部「Matcha」さんです!!

 

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よろしくお願いします。早速ですが、Matchaさんにとっての「名作ゲーム」は何ですか?? 

 

『Gunz The Duel』です。

『Gunz The Duel』とは?は「韓国のMAIET Entertainmentが開発したTPS(サードパーソンシューティング)オンラインゲーム(Gunz - Wikipedia) 

 

『Gunz The Duel』との出会いは?

僕は家が厳しく、ゲームを買ってもらえなかったのですが、友達の家にゲームがあったので、そこに入り浸るようになりました。

彼は当時『メイプルストーリー』をやっていて、そこからオンラインゲームに興味を持つようになりました。そして、中学3年生のころに『Gunz The Duel』がリリースされ、やはり友達がプレーしていたので、後を追うように始めたのが出会いですね。

あまりに面白すぎて、学校に行く頻度が...(笑)

 

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そこまでMatchaさんがハマってしまった『Gunz The Duel』の魅力とは?

たとえ強い人がいても、その人の動きをしっかり研究すれば、その牙城を崩せたところですかね。そうした研究から生まれたテクニックが多く存在しました。加えて、ボイスチャットでプレイヤーたちとコミュニケーションをとるのも一つの楽しみでした。

 

『Gunz The Duel』が人生にどう影響を与えたのか、詳しく教えていただけますか?

GunzはPC周りのデバイスの仕様が大きく影響する部分があったので、PCや周辺デバイスに強くなりました。一番の影響は、Gunzがあったから、『サドンアタック』に出会えて、その『サドンアタック』を提供する、ネクソンに入社することとなりました。

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『Gunz The Duel』がなかったらどうなっていたかと思いますか?

上京はせず、家業を継いでいたと思います。北海道出身ですが、ゲームで人生どうにかする!と言って実家を飛び出してきましたから、オンラインゲーム会社へ就職できて本当に良かったと思っています。

 

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『サドンアタック』が縁でネクソンに入社されたという事ですが、現在のお仕事内容は?

『サドンアタック』のプロジェクトマネージャーとして、開発側と交渉、ゲーム内アップデート、e-sports大会を運営したりしています。

 

これまでの『サドンアタック』歴を教えてください。(聞くのも恐縮ですが)

2007年の夏からなので、選手時代、運営側合わせて10年以上になります。

 

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『Gunz The Duel』から『サドンアタック』に移行されたキッカケは?

当時、「紙投げ」君というライバルがいて、555勝0敗ってくらいすごいプレイヤーだったんです。その彼が、Gunzからサドンアタックに移ったと聞いたので、迷わず追いかけました。

2007年の冬に『サドンアタック』の大会があって、私はトップチームの2軍だったのですが、「紙投げ」君はその大会を準優勝していました。

 

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これまでの『サドンアタック』の戦績(ざっくり)を教えてください。

優勝が10回(紙投げ君とも2,3回)ほどと、海外遠征が4回ですね。

 

ライバルだった「紙投げ」君と同じチームになったのですか?

当時、元々の所属チームに不満があり、NabDというチームを立ち上げたところでした。

その頃、彼の所属チームの参加率が悪くて、オンライン上でポツンとしていることが多かったんですね。なので、うちに来なよと誘ったら来てくれました。当時のオンラインゲームのチームで引き抜き、勧誘は日常茶飯事でした。その中でも僕は引き抜き魔人と呼ばれていましたね。力のある選手が力を発揮できていないのは寂しいですしね。

 

『サドンアタック』の魅力とは?

レベル10の人にレベル1の人が勝てる瞬間があるのが魅力ですかね?あとは、FPSの中では操作がしやすかったり大会が頻繁にあって、プレイヤーも多いところですかね。

 

レベル10の人にレベル1の人が勝てる瞬間がある、というのは下剋上要素があって順位が安定しない印象を受けたのですが、その中で勝ち続けた理由は何でしょうか?

チームの総合力とそのチームを頑張って維持したことですかね。

 

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『Gunz The Duel』と『サドンアタック』を通じて学んだことが、仕事に活かされていると思うことはありますか?

先にも挙げたのですが、TOPチームを維持することが結構大変で、不満を解決したり、決まった時間の練習に遅れて、周りに迷惑をかける人には喝を入れたり。オンラインで集合していて、なかなか直接は会えないので、ふとした挙動に心を配っていました。そういう部分が、現在のゲームタイトル管理に活かされていると思います。あとは、プレイヤーの視点に立てることと、ユーザー時代の人脈ですね。

 

e-sportsが再び盛り上がり始めていますが、どのように考えられていますか?

確かにメディア露出は増えましたね。アジア競技会の正式種目になったりと盛り上がりを感じています。昔はゲーマーの将来は暗かったので、希望を持たせてくれる世の中になっていくと嬉しいです。

 

ただ、ゲーム運営会社、大会進行イベント会社、チームと所属する選手達、色々な立ち位置におけるインフラ整備が必要な段階なのかなと思います。
韓国は昔からe-sportsが盛んで、韓国におけるネクソンやゲームを楽しむプレイヤー達はe-sportsの前線に居ると認識しています。
私自身、プレイヤーであったこともあり羨ましくも思う反面、現在は韓国のノウハウを学び、いつの日か日本におけるe-sports発展に貢献出来ないかな?と考えています。
韓国サドンアタックの大会決勝戦が11月にNEXON ARENAで実施予定なので視察に行きたいですね(笑)

 

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ゲームのTOPチームのリアルな部分や、e-sportsがバズワードで終わらないための提言など、興味深いお話をありがとうございました! 

 

「名作ゲームリレー!」次回もお楽しみに!!