名作ゲームリレー!★ Vol.3 モバイル事業本部 モバイル技術チーム "Yamano"
皆さんこんにちは~~~♪
お待たせしました、「名作ゲームリレー!」の第3弾!!!!!
名作ゲームリレーって何!?これまでに何が紹介されているの!?という方は、
ぜひ第1弾、第2弾をご覧ください~!
(第1弾)『ワンダーボーイ モンスターランド』
http://corporateblog.company.nexon.co.jp/entry/2017/02/27/183616
(第2弾)『MYST』
http://corporateblog.company.nexon.co.jp/entry/2017/03/29/165611
「名作ゲームリレー!Vol.3」おなじみ!?バトン代わりのメイプルキノコを受け取ったのは・・・・・
この方っっっっっっっっっ!!!!
モバイル事業本部 モバイル技術チーム Yamano!!!!
※(Yamano:ニックネーム表記)
突然の指名に驚きつつ・・・じっくり悩んだ結果、選んだゲームは!?
詳しく聞いてみましょー♪
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名作ゲームリレーに指名された心境はいかがですか?
全く聞いていなかったので、本当に驚きましたっ。
今回どんなゲームをご紹介いただけるのでしょうか?
『Minecraft(マインクラフト)』というサンドボックスタイプのゲームです。インディー制作ながら、有名なタイトルで、知っている方も多いかと思います。
今回ご紹介いただくゲームを迷ったと仰っていましたが、どのタイトルと迷ったのでしょうか?
本当に候補がいろいろあって…私自身ゲーム業界を目指すきっかけは『ドラクエ』だったり、昔からゲームをやっていたので、面白いゲームがいっぱいあって選ぶのが大変でした。(汗)
今回あまり紹介されていないものを・・・と思って探していて、メジャーじゃないということもないのですが、ちょっとインディー制作のものにしてみようかなと思ってでてきたのが『Minecraft』でした。
『Minecraft』は、ゲームの世界すべてが立方体のブロックで構成されていて、積み木とかレゴのブロックとかをデジタルに落とし込んだようなもので、それにRPGの要素が加えられています。
プレイヤーがブロックを壊してアイテムとして手に入れたり、手に入れたアイテムを使って新たに積み重ねて別の形を作ったりという感じです。
数ある候補から選ばれた『Minecraft』!特にここはいいっ!というお気に入りポイントは何ですか?
基本的になんでも作れてしまうゲームというところでしょうか。
特にゲーム側から「ここに向かってください」「これを達成してください」という、目的を提供されることはなくて、色んな意味ですごく広い・・・本当に無限なんです。
この広い世界にぽんと放り出されて「今からなんでもいいのでしてください」という、海外のゲームでよくあるパターンです。
お~。それは…私だと何から始めていいかわからなくなりそうです・・・(笑)Yamanoさんは何からとりかかったのですか?
家づくりですね。このゲームはRPG要素があるので、ゾンビとか敵がでてきます。時間の概念もあって、朝にはあんまりゾンビは出てこないんですけど、夜になるととたんにたくさんでてくる。
この世界に放り出されたら、いかに自分の身をゾンビから身を守るかというのが、最初の目的になって、その目的のために家を作るのです。
しかも、家を作っていると、「もっときれいな家をつくりたいな」という欲求が出てきて・・・(笑)
小さい目的が積み重なって、それをこなしていくと、いつの間にかどつぼにはまるっていうゲーム。だんだんと壮大なものを作りたくなっているんですよ。
どんどん止まらなくなっていくパターンですね(笑)
しかも、これもこのゲームの魅力ですが、プレイヤーが1000人いたら1000人それぞれが異なる家を作れてしまいます。ほぼ同じものができることはないですね。
他にもブロックの中で「0」と「1」という状態を表現できるブロックがあり、ここで開発者ならピンと来る方もいるかもしれませんが、その「0」と「1」というブロックを大量に組み合わせて、ゲーム内にパソコンを作ってしまったり、他のゲームの動作を再現しちゃうユーザーもいるくらい、なんでもできてしまうゲームです。
(コンピューターのプログラムが「0」と「1」の2進数で処理されているため、この「0」と「1」を使えば、新しいアイテム(プログラム)が作れる・・・ということらしいのですが・・・筆者には話が追いつけませんでした・・・汗)
えっ!!!!!それは、開発側も想定していたものなのでしょうか?Yamanoさんも技術ご担当ということで、そのあたりも惹かれるところですか?
開発側がどこまでそれを想定していたのかはわからないのですが、そういう機能があるってわかって、実際に作ってみようと思った人がいたようです。
1年、2年とか膨大な時間がかかりますが、実際にできてしまうんです。そういうなんでもできるところがお気に入りです。
壮大すぎて、見失いそうです・・・(笑)Yamanoさんが実際に作ったものの中で、自信作は何ですか?
地上からものすごく高いところにガラス貼りの球体でできた、ガラスの箱庭みたいなものを作成しました。ゲーム内には、ガラス、土、岩とか色々なブロックがあり、ガラスのブロックで球体を作りました。
その中に土とか草をしいて、家を建てて木を生やして、水を入れて、球体に穴をあけて水を下に流してみる。そうすると下の地面に水が落ちてこの水を使って下にまた別の箱庭を作ったり・・・というものが自分の中で一番よくできました。
<イメージ図>
とても、とても素敵な作品なのですが、実際に画像をお見せすることができず・・・
苦肉の策の落書きイラストでご了承ください・・・汗
それはもう、ゲームの域を超えています!(笑)実際も箱庭づくりとかがお好きですか?
んー。実はガーデニングとかは、あんまりしたことがありません。(笑)技術開発の仕事をしているので、何かを作ること自体は好きですね。それがもしかしたらマッチしたりするのかな。
かなりの充実した家になっていますね。ちなみに、最長一日何時間くらいやっていたのですか?
ずっとやっていました。(笑)起きて朝ごはんを食べて、パソコンをつけて、一旦離れてごはんを食べてまた戻ってきて…という感じで、寝るまでずっとやっている感じです。(笑)
『Minecraft』の世界で生きている!
そうですね。(笑)
時間の概念があるから、景色も変わってきれいだとか。
そうですね、基本的にマップの生成はランダムで行われるため、他のプレイヤーが見た景色を自分が見ることができないんです。自分だけの景色が出来るというのは、面白いですよね。
(シード値という、『Minecraft』の世界を生成する際の基礎となる数値に沿ってマップが作られるらしいので、同じ値を設定すれば同じマップは作れるそうなのですが…。難しいお話で…。汗。基本的には自分だけの景色ということですね!)
自分だけのゲームになるんですね。このゲーム、初心者にもできるものでしょうか?ゴールがないのが新鮮で、戸惑ってしまいそうです・・・(汗)
子供の遊びかと思っていたらそうでもなく、大人の遊びに近いと思います。
普通はチュートリアル的なものがあって、それに沿ってプレイしますが、このゲームは操作方法もわからずいきなり放り出されてしまうので、自分も最初は新鮮でした。
パソコンのゲームに慣れた人であれば「移動はこうなんだろうな」とかが、直感でわかると思いますが、結構インターネット上で調べてやらなきゃならないことが多いので、ハードルは高いと思います。そこさえクリアしてしまえば、本当に面白いです!
最後に、この投稿を見て『Minecraft』をプレイしたい!と思った人にワンポイントアドバイスをお願いします!
すごく面白いゲームではあるのですが、イコール時間泥棒なので気をつけてください。(笑)平気で何時間もかかります。
やっていると疲れがどっとでそうですね。(笑)
それよりも、ものを作ったときの達成感がすごすぎて、あまり疲れを感じないんです。それが逆に怖いです・・・・(笑)
しかも目的がないし、クリアすることもないので、本当にやる人は5年、6年続けてします。自分も週末土日のうち3時間ずっと岩掘っていたり、家を建てるための木を植えていたり・・・そういうのが普通に起こりうるゲームなので、時間の使い方には気をつけてください。(笑)
最近は時間がなくてできていないとのことでしたが、またあの世界観にどっぷりハマりに行きたいとか・・・時間の使い方には気をつけつつ、挑戦してみたいです!
貴重なお話、ありがとうございました!!!
次は誰が指名されるのか?次回もお楽しみに~~~~~♪♪♪