開発者を突撃取材!新作モバイルゲーム『エビルファクトリー』&『アフター・ジ・エンド』!
皆さんこんにちは!!
ネクソンが今年に入って配信を開始したモバイルゲーム『エビルファクトリー』と『アフター・ジ・エンド:忘れられた運命』(以下、『アフター・ジ・エンド』)の開発者が、来日!!!!!
チャンスを逃してはならないっ・・・・と思い、お二人に会いに行ってきました!
日本でも配信中の『アラド戦記』や『攻殻機動隊 S.A.C. ONLINE』を手掛けている、ネクソングループの開発拠点であるNeople(ネオプル)に在籍しているお二人。実はこの2作品のような小規模チームで開発しているゲームは、ネクソングループでは初なんです!
弾丸スケジュールのなか、日本のメディアインタビューにも応じていただき、開発秘話を語ってくれたので、ぜひぜひご覧ください~~~♪
ネクソンの新作アプリ「アフター・ジ・エンド:忘れられた運命」と「エビルファクトリー」の開発陣にインタビュー
http://www.gamer.ne.jp/news/201703210001/
ここからは、ブログ限定コンテンツです~~~!!(ステッカーかわいい・・・!!)
左:ファン・ジェホ(『エビルファクトリー』開発プロデューサー)
右:パク・ジェウン(『アフター・ジ・エンド』開発プロデューサー)
まずは、ファンさん(『エビルファクトリー』開発者)にお話しを伺います。
『エビルファクトリー』は全てがボス戦というコンセプトがユニークですが、このコンセプトは最初から決まっていたんですか?
ファン:いえ、元々は怪獣もののゲームを開発したいと思っていました。
怪獣ものですか?
ファン:怪獣が、街を壊していくゲームだったんですが、それがあんまり面白くなくて・・・・
そこで気付いたのが「主人公が強すぎると面白くないな」ということです。そこで、「主人公をすっごく弱くしちゃおう」って思って、「弱い主人公が大きいボスと戦う」というコンセプトで開発を始めたのが『エビルファクトリー』なんです。
ただ、数がかなり多いので、ボスの開発にはかなり時間がかかりました・・・・
お察しします(笑)。話は変わりますが、日本のレビューや記事には、「ツッコミにキレがある」や「ジョークが面白い」というコメントが多いんですが、こだわったんですか?
ファン:こだわりました!!!韓国語では絶対に面白い!と思ったんですけど、翻訳を通じて面白さが同じように伝わるかな・・・というのはちょっと心配でした。僕は個人的に日本語ができるので、実は日本語は自分で調整しました。味を出したいなぁと思って(笑)
※ファンさん、日本語がかなり流暢で、メディア取材そして本ブログ取材は通訳なしも余裕でした!!! スッスゴィ...(゚Д゚ノ)ノby筆者
ファン:ですので、そういったコメントをいただけるのは、とても嬉しいです。
僕はポルトガル語とかフランス語は全然分からないので、ちゃんと面白くなってるか確認ができなかったんですが、レビューをみると「面白い」って書かれているらしい(これまたレビューも読めない笑)ので、「あ、伝わってるな」とは思いました。
日本語に関しては、日本人の私が見ても面白いな、って思いました。「日本語を知ってる人が作ってるな」、っていう印象を受けました。
ファン:基本的にゲームがハードコア寄りなので、ストーリーをそんなに重くしたくなかったんです。そういうジョークがあると、ストレスを和らげてくれるかなと思って。
※右の画像は、ファンさんよりいただいた、上位ステージのスクリーンショットです!
はい、完全に癒されてます(笑)。全然話は変わるんですが、私の上司が、『エビルファクトリー』のミニゲームで世界ランク24位にランクインしたんですが、何かコメントいただけないでしょうか・・・?(汗)
※『エビルファクトリー』のミニゲームとは(公式プレスリリースより)
ゲームの進行中に入手できるゲームカートリッジを集めると、「アーケードルーム」のミニゲームを解除して、プレイできるようになります。反射神経が試される多彩なミニゲームで、世界のプレイヤーとスコアを競い合いましょう!
ファン:おぉ、すごいですね!とうことは、本編遊ばないでミニゲームばかり遊んでるんですかね?(笑)実は、ミニゲームをすごく頑張ってやってる方がまわりにもいて、世界ランク3位がいるんですよ。
皆さんハイレベルですね・・・!ファンさんはプレイしないんですか?
ファン:僕がやると、1位になるので僕はやりません。皆さんに譲らないと!
確かに(笑)
ファン:本編に関しても、僕は全部クリアしているんですが、「エビルモード」っていうハードモードはかなり難しくて、僕もできなかったりします。
そんな難易度が高いものも・・!最後に、本ブログの読者にコメントをお願いします
ファン:『エビルファクトリー』は、これまでのネクソンのゲームとは少し異なるタイプのゲームです。このゲームを機に、「ネクソンってこういうゲームも作れるんだな」と思ってもらえると嬉しいです。
では、ここでバトンタッチしてパクさん(『アフター・ジ・エンド』開発者)にお話を聞いてみたいと思います!
『アフター・ジ・エンド』は世界観がとてもユニークですが、アイディアを実際に落とし込むのには時間がかかったんじゃないですか?
パク:アイディアが出たのが、2015年の11月くらいで、2016年1月にはプロトタイプができていたので、実はそんなに時間はかかりませんでした。
360度カメラ機能が個人的にかなり衝撃だったのですが、こだわりはありますか?
パク:レベルごとにステージの構想が全て違うので、ひとつひとつをよく見せたいと思ったのがきっかけです。実は、カメラを動かせる角度がステージごとに違うというのも特徴ですね。
『アフター・ジ・エンド』ならではの特徴だと思いますので、ぜひこの機能を楽しんでいただきたいです。
このカメラ機能、開発に時間がかかりましたか?
パク:開発というよりも、デバイスの性能に結構影響を受けるので、デバイスごとに最適化するのに時間がかかりました。AndroidとiPhoneだと、見えるオブジェクトの数が異なるので、その分カメラの視点の展開スピードを変える必要があって・・・これはとても大変でしたね。
最後に、読者にコメントをお願いします!
パク:日本でも、期待以上の結果が出て、非常に満足しています。気合いを入れてやり込む、というよりも、ゆっくり楽しんでプレイしていただきたいと思っています。
<番外編>
開発って山あり谷ありで疲れることも多いと思いますが、行き詰った時のリフレッシュ法はなんですか??
パク:配信開始直前は忙しくて、リフレッシュをする時間がなかったです(汗)でも、普段は趣味のスキューバダイビングですね。
ファン:僕はリフレッシュもゲームです!!!!!!違うジャンルのゲーム、例えば『エビルファクトリー』開発時の気分転換はパズルゲーム、といった感じで。
ファンさん、パクさん、面白いお話ありがとうございました!!!
ちなみに、最後の写真は、目線がズレているのではなく、お二人が緊張の面持ちでメディア用の写真を取っているのを、横から撮影させていただいた写真です(笑)
インタビューの時はビシッと決めてくれるお二人、ステキです!!!そして本ブログ用コンテンツでは、お二人のパーソナリティを感じとっていただけると嬉しいなぁと思います。
まだプレイしてない!という方は、下記公式ページよりダウンロードしてお楽しみください♪
『エビルファクトリー』
http://mobile.neople.co.kr/evilfactory/
『アフター・ジ・エンド』
http://mobile.neople.co.kr/aftertheend/