ネクソン×gloops「DESIGN AWARD 2017」の主催者にインタビューーー!
先日行われた☆.。.:*DESIGN AWARD 2017*:.。.☆の様子を、
先週ブログでレポートしましたが、皆さん、ご覧いただけましたでしょうか???^^
※まだという方は、こっそり下記URLから急いで読んでください!!
http://corporateblog.company.nexon.co.jp/entry/2017/03/10/182635
ネクソンとgloopsが共同で主催した本イベントは、
「売手意識の向上」がテーマ。
つまり、作り手が込めた価値だけではなく、
「ユーザーが感じる価値」を意識した制作物を作成すべく、
作り手側の意識を高めることを目的にしています。
イベント直後に、主催者のネクソン 制作部 副部長の岡田さん(写真右)と、
gloops DESIGN STUDIO スタジオ長 上田さん(写真左)を直撃!!!!
選考の裏話など情報を入手すべく、お話を聞いてきました!
今回「DESIGN AWARD 2017」を初めて2社合同で実施することになった、背景を教えてください。
上田:gloopsで過去2回「DESIGN AWARD」を開催したのですが、前回見学をしてくださった岡田さんにお声掛けしてみたところ、主旨に共感いただき、今回実現に至りました!
岡田:これまで社内でデザイナーを表彰する機会がなくて・・・小規模での表彰は実施していたんですが、「せっかくやるなら、大々的にやる方が良いな!」と思ったのがきっかけです。
本イベントは「売手意識の向上」をテーマにされていましたが、選考の際に「売手意識の向上」を考慮した、具体的なエピソードはありますか?
※「売手意識の向上」=作り手が込めた価値だけではなく、「ユーザーが感じる価値」を意識した制作物を作成すべく、作り手側の意識を高めること
岡田:主催者であると同時に、僕はANIMATION 部門の審査も行ったのですが、同じタイトルの2つのアニメーションで、どちらをノミネートするか迷った事例がありました。
一つが「キャラクターの最終進化で、ゲームをやりこんだ人しか見られない」アニメーションで、もう一つが「より多くのユーザーが目にすることのできる、ガチャのオープニング」アニメーション。
前者は「水の滴り方の表現が絶妙」という強いこだわりが感じられ、アート性が評価されました。でも後者は、「非常にたくさんのプレイヤーが目にする」アニメーションであり、まさに「ゲーム会社としてなにを売るべきか」を感じさせてくれました。そのため最終的に、「売手意識の向上」というアワードのテーマに合致する後者の動画がノミネートされました。
今回は、全体的に素晴らしい作品が非常に多く、悩みましたが楽しく審査をさせていただきました。
事例が分かりやすくて、かなり納得しました!そして、審査員の皆さんも本当にお疲れ様でした(笑)。
最後の質問ですが、お二人はこの「DESIGN AWARD」を今後どうしていきたいですか?目標などがあれば、教えてください。
上田:「DESIGN AWARD」は、開催することが目的ではなくて、このイベントを機に、他のメンバーの作品を見て、刺激を得て、自分の作品にも活かしてもらうということが目的です。過去の実績を見ても、受賞した人はすごく自信を持ってくれている印象があるので、この良い刺激を上手くチーム内で循環させることで、良い雰囲気作りの一つのきっかけになればと思っています。
また、最近受賞者のコメントの中でも、【「この曲線が綺麗」とかそういうところを気にするんじゃなくて、実際ユーザーさんがどう面白いと思っていただけるかを意識しました】などといった、「売手意識の向上」が感じとれるコメントが出るようになったのは、とても嬉しいです。
岡田:ネクソンとしては、初めて開催したのでまだ反響は分かりませんが、制作部のほぼ全員が投票や授賞式に参加していたので、関心を持ってくれていたんだな、という手応えは感じています。「トライアル&エラー」で構わないので、今後も色々な挑戦は続けていきたいと考えています。
今後、部のメンバーが「DESIGN AWARDのトロフィーをゲットしたい!」と思ってくれたらうれしいですね。
岡田さん、上田さん、
貴重なお話ありがとうございました!!